デイサービスよっといでん（豊田市）

(;_;)
これから「よっといでんブーログ」を少しずつ更新していきたいと思っております。
なにぶんパソコン音痴なのでご迷惑をおかけしますが、
もし写真があさっての方向を向いていましたら…お手数ですが
ご自分の体をちょいと動かして画面を見ていただければ幸いです
よろしくお願いいたします
  

今日、よっといでんでとても素敵な偶然がありました。
利用者さんの殆どは青木町によっといでんがあった頃からのお得意様です。
けれど利用者の「Ｓさん」は西山に移転してから、よっといでんとご縁ができ、来ていただいている方です。
なので青木のよっといでんは知らない方なのです。
その「Ｓさん」と青木のよっといでんしか知らず、新しいよっといでんに来ることがかなわなかった「Ｕさん（故人）」が
なんと
なんと
いとこ同志とわかったのです
きっかけは朝の送迎車の中。スタッフと「Ｓさん」の何気ない日常会話で……
よっといでんに到着するなり古いアルバムを引っ張り出して、私達は
在りし日の「Ｕさん」を探しました。
「あっ、Ｕさんだ！」
そこには静かに微笑んでいるダンディーな「Ｕさん」がいました。
めくるページ、めくるページに「Ｕさん」が笑っています。
私達は「Ｕさん」から教わったことがいくつもあります。
その１つに
例えば「私は○○が嫌いです。」
と言うのではなく
「私は○○が苦手です。」
もしくは
「得手ではないのです。」
という言い方です。
そこには日本古来の奥ゆかしい…相手への心配りが感じられます。

そして私達の脳裏の奥底に知らないうちに焼き付いていた「Ｕさん」の軌跡……
「トヨタ自動車の本社に続く道沿いの桜並木は
実はわし達が植えたんだよ……」

「Ｕさん」…あなたの植樹した桜並木は今でも春になると
……泣けるほどきれいですよ
「Ｕさん」達が桜の苗木を何百本も植えた頃は
こんなにも車が通るなんて思いもしなかったでしょうね……
年々多くなる排気ガスにも負けずに
しっかりとたくましい根を地中深くに下ろしています。
その話しを聞いてから私達は国道２４８を通るたびに「Ｕさん」の笑顔を思い出すのです。
春になり桜並木が満開になれば
私達は誇らしい気持ちにもなるのです。

知ってますか…？「Ｕさん」
あなたの桜には届きませんが
私も桜並木の話しを聞いてから
毎年一本ずつ
自宅の小さな庭に「木」を植えるようになったんですよ。
ゆず
ブルーベリー
シ-クワ-サ-
そして木香茨（モッコウバラ）
「Ｕさん」聞こえていますか〜？

私もいつか孫やひ孫達に「おばあちゃんが植えたブルーベリーはおいしいね〜」
と言わせたいです。
  

今日は七夕
一年に一度しか逢えない織り姫と彦星
思ったとおり
朝から雨……
（ちょっと嬉しいのは私だけ？）
さて、よっといでんの七夕飾りはどうでしょうか〜
見て下さい!
「若返りたい」だの「５キロやせたい」だの「サマージャンボに当たりたい」だの〜
重すぎるスタッフの願いで床に垂れそうなほどです!
静かな窓際で色とりどりの短冊や笹飾りがゆらめいています
その中にこんな短冊がありました。

「七重八重 花は咲けども 山吹の…実のひとつだに なきぞかなしき」

その歌を書いたのは利用者の「Ｓさん」
「Ｓさん」は視力が弱くいつも自宅ではラジオを聴いており
「ラジオを一生懸命聴いていても、すぐに忘れちゃう〜」と笑って話されます。
「すぐに忘れるわ(笑)」って……自分の事を年寄りの健忘症だと笑うその言葉と
「Ｓさん」が持参のルーぺを使って黙々と書き上げた一片の短歌と……
一瞬、私の中で時が止まった気がしました
ね、「Ｓさん」。女学生時代に覚えた事はずっと忘れないんですよね。
その短歌の意味がまた素敵なんです。

作者：兼明親王（かねあきらしんのう）
武将：太田道潅（おおたどうかん）
先ほど調べてみましたが意味は「Ｓさん」の言うとおりでした。
「雨がざあざあ降ってる日に、ある立派な武将が山奥の一軒の家にミノを借りに行くんだわ。
そしたら女の人が一人で住んでいて、自分のうちにミノが一つしかない。だから貸せないわけ。
それ貸しちゃったら自分のが無くなるから困るでしょ？
でねぇ、七重や八重に咲く山吹っていう花は実をつけないんだって。
女の人はそのことを知ってたわけ。
そこで女の人は、実はないってこととミノはないってことを掛けた句を詠んで、そおっと山吹の枝を差し出して…
お侍さんに帰ってもらったっていうおはなし」

私が８０になった時
こんなにもイキでジンとする言葉を記憶していて、すらすら書けるでしょうか……
私が８０になった時「Ｓさん」みたいにありたいと……
そう七夕さんに「願」、かけました。
あ…何だっけ！？
あ…思いだせん？!
…あ
……？

  

じゃじゃ〜ん!
コレ、見たことありますか？
そうなんです

お隣さんのご好意でカゴまで用意して下さり
毎朝といっていいほど「タダ」でいただける
産みたて新鮮な……
これが
「あひるの卵」
なんです！!
普通の鶏卵より確かに大きく、ずっしり重いぶん、栄養も満点みたい〜
よっといでんが越してくる前の、あひるの卵の運命は……
蛇や鳥につつかれていたそうです。
あひるの卵にとって「よっといでん」は救世主！？
ということにしときましょう〜

もう一枚の写真は何だかわかりますか？

そうです。
あの「お蚕さん」なんです。
以前「蛾」になったお蚕さんの写真を載せましたが、今回は幼虫時代です。
？どうして「蚕」がよっといでんに〜？
はい。実は……
絵本の読み聞かせに来て下さるボランティア「Ｈさん」の秘蔵のペットなんです!!
時々利用者さんに「お蚕さん」の成長ぶりを見せに来てくれます。
しかも一匹ずつ名前までつけて可愛がっておられます。
繭はどうするのかしら？
シルクのスカーフ…？
いえいえ。
繭は可愛いストラップに変身するみたいです
またいつか「繭ストラップ」の写真を載せたいですね
はい。ここでクイズです。
お蚕さんの主食はなあに？
ヒントパンダは笹しか食べません。
蚕も○○しか食べません。

明日は七夕……
皆さんにとって運命的な出逢いがありますように……(≧∇≦)
  

先日お話しした利用者「Ｉさん」の刺繍とちぎり絵です。

刺繍の花瓶敷きは
花瓶の下に敷いてしまうのがもったいなくて、額に入れて飾ってしまいました。
ねえ、「Ｉさん…」
下絵もなく想像だけで
どうしてこんなに素晴らしい「花かご」が刺繍できるのですか…？
思わず髪に飾りたくなるような、赤い花が刺繍できるのですか…？
よっといでんの４月のオ-プンにむけて
自宅の縁側でひなたぼっこしながら
お孫さん達に助けてもらいながら

針穴に糸を通して
一針ずつ…
一針ずつ…
縫っている小さな丸い背中が目に浮かびます…

私達の矢継ぎ早な問いかけに「Ｉさん」は笑ってこう答えました。
「ホレ、この前Ｎさんが、たあくさん刺繍糸だかゆうのをおくれたがん。
わしゃ、糸がなきゃあ、やれんもんでね…。」

ああ……
よっといでんの宝物の作品は
「Ｉさん」
そして
「Ｎさん」の
お二人の合作だったんですね……
  

今日のミニギャラリーは一見の価値ありですよ

古きよき昭和の時代のポスターです。
皆さんは見たことありますか？
夢二のような美人画や
インパクトのある構図

こんな写真、どこにあったのか〜？
〜ですよね〜

実は今年で９６歳になられる利用者の「Ｎさん」が何年か前に
よっといでんに持って来てくださった
「日本のポスター」という本からの抜粋なんです
あまりの綺麗な絵画達に私は写真をパチパチと
撮った次第なのです。
たしかその時、その本の印刷年月日を見てビックリした事を覚えています。

昭和も大正も…もうすっかり遠くなりました。
でもこのポスターのように利用者さん達は
ハツラツと…
色あせずに…
波乱の平成時代を
強く生きています。
この言葉を入院中の「Ｎさん」に…………


  

…とてもすてきな作品だと思いませんか…？

これはよっといでんに来て下さる利用者「Ｉさん」の力作です。
不自由な目で手元にある新聞の広告やらお孫さんの色鉛筆やらを使って
心の思うままストーリーのある作品を毎回作って来られます。

刺繍にも挑戦され新築したよっといでんに何枚も花瓶敷きをプレゼントして下さいました。
…最近自宅にて、腰を痛めて療養中…とお聞きしました。

早く良くなってまた元気によっといでんに来て下さいね
みんな、みんな待っていますよ〜!


  

ヒノキにかこまれて・・・思い思いにすごすひと時
毎日のささいな出来事も
うれしくて・・・うれしくて・・・




  

はい！
お察しのとおり
かいこ　　蚕　　なんです！！！
オスかメスかは・・・わからないの。


  

よ〜く見て下さい。

ゆで卵の包み煮がわかりますか
そうです！
…なにが？

そうなんです!
お隣さんのペットのあひる「アッチ」と「コッチ」の卵なんです!

皆さんは食べたことありますか〜？
ちなみに私は人生「初」でした。
鶏よりちょっと大きいけど黄身は薄い色でした。

また食べたいガア〜
あひるの卵でケ-キも作れるガア〜
ほんとだガア〜
ガアガアガア〜

みんなでワイワイ楽しく美味しくいただきました
  

さあ、わかる方いらっしゃいますか？

なんと言う名前の虫？蛾？でしょう？

ヒント〜


昔はどこの家も飼ってたそうです(^O^)